VOICE OF NEW EMPLOYEES

竹腰 暖

技術局技術計画部 (2021年入社)

現在担当している仕事

道内157局のテレビ送信所や18局のラジオ送信所、STV本社の電源の保守・管理などを担当しています。各送信所の機器に異常がないか点検・監視を行い、各家庭に毎日安定してテレビ、ラジオを送り届けることができるよう常に確認しています。機器の異常が発生した際は、札幌の本社から道内各地の送信所まで出向いて、機器の復旧作業を行います。そうならないためにもあらかじめ設備更新を計画することも大切な仕事です。
入社してからは毎月手稲山の送信所や道内各地の送信所に出張に行っています。仕事はもちろんしっかり行いますが、出張で行った土地の食べ物や空気を感じることができ、とても楽しいです。若いうちから責任のある仕事を任せられ、私自身来年度旭川の放送機と電源の更新を担当することになりとても不安ですが、先輩方に助けてもらいながら進めています。

なぜテレビ局を志したか、テレビ局に入るため学生時代にやっていたこと

就職活動前はラジオ局で働きたいと思い、学生時代は都内のラジオ局で野球中継番組のアルバイトをしていました。しかし、2018年に胆振東部地震が起きたことがきっかけでより多くの人に絶え間なく情報を伝えたいという気持ちが強くなり、より多くの人が視聴しているテレビ局を志すようになりました。その中でSTVを志願した一番の理由はSTVラジオ制作の野球中継を手伝った際に岡崎アナウンサー・神谷アナウンサーの道民の視聴者のことを常に考えながら実況している姿を間近で見て、私自身もこういった意識で仕事をしている会社に入りたいと思ったからです。
学生時代の専攻は情報系(主にプログラミング)の勉強をしていました。マスコミはアナログ的な部分が多く情報系の知識を持っていた方が今後に活かせると思ったからです。そのためテレビに関する知識などの知識はあまりなかったのですが、先輩社員のおかげもあり何とか働けています。

就活時のエピソード

就職活動当時は大学院に進学したばかりでしたが、放送業界で働きたいという思いが強まり、本当に行きたいSTVと面接慣れのために3社程受けて縁がなければ院新卒として来年就職活動を行おうと思っていました。
STVの試験は筆記が2回あり、どちらも全くできなかった記憶があります。面接は面接官の方が真摯に話を聞いてくださったため、楽しく受けることができました。

就活生へのメッセージ

現在は就職活動についてインターネットで調べればESの書き方や面接の答え方が出てくる時代です。その中で一番大切なことは本当にこの会社に入りたいという気持ちをはっきり伝えることだと思います。既卒でも入社できたのははっきりと入社したい気持ちを伝えたからだと今でも思っています。
STVは送信所の保守以外にも、カメラや音声、VEなど制作技術の仕事や、放送開始から終了まで番組やCMなどに異常がないかを監視するテレビマスターの仕事を経験できます。テレビやラジオで技術の仕事が色々やりたい人、少しでも興味がある人はぜひ受けてみてください。