技術局技術計画部 (2022年入社)
私の所属する技術計画部では、道内157局のテレビ送信所・18局のラジオ送信所やSTV本社にある放送設備・電源設備の運用・保守・管理を行っています。電波を通じて全道の視聴者に、何があってもSTVの放送を届け続けることがミッションの部署で、私はその中でも帯広エリアの送信所を主に担当しています。
毎日安定した放送を届けることができるよう、機器の点検や確認を常に行い、もし異常が発生した場合は本社から現地に出向いて復旧作業を行います。機器は導入から時間が経つと故障する確率が高まるので、機器の更新や構成の再検討なども都度行っています。合間を縫って、業務効率化のためのプログラミングも!
入社してから、帯広エリアをはじめとする全道の送信所をめぐって勉強をしている真っただ中です。各地の送信所での作業を終え、その土地ならではの景色に囲まれながら夜空を見上げた時、北海道の良さをとても感じます。
学生時代の研究内容が無線やネットワーク関連のものであったため、就活時はそれらの知識を生かせる仕事を軸に企業を探していました。業種を絞り込んだ結果、テレビ局と通信事業者で悩むことになりましたが、放送局はコンテンツを作る技術から送り届ける技術まで様々な技術に関わることができるので面白そう!と思い、テレビ局を志しました。
もともとメディアには興味があったので、学生時代はラジオ局で番組制作のアルバイトをしていました。そこでメディアを通じて人やモノがつながっていく面白さを体感できたのも、テレビ局を志したひとつの要因です。
テレビ局の技術職採用は各社スタートが早く、不慣れななか就職活動を進めていきましたが思うような結果が出ず、大変苦労した記憶があります。緊張しやすい性格なので「思っていることを正直に言って、それで落ちたら本当にご縁がなかったということだ」と割り切って面接に臨み、心に少しばかりの余裕を作っていました(それでも手は震えていましたが……)。
STVの技術職では、映像・音声など番組制作に関わる技術、番組やCMの送出に関わる技術、社内ネットワークやインターネット配信に関わる技術など、様々な技術に関わることが可能です。就活生のみなさんの学生時代の経験や将来チャレンジしたいことは人それぞれで様々かと思います。その多様な考え方を生かせる場がSTVにはあると思います。みなさんと一緒に働くことができる日を楽しみにしています!