どうしたらいい番組を作れるか日々考えています
『どさんこワイド179』のディレクターをしています。
メインで担当しているのは『お絵かきですよ!』というコーナーで、ゲストとの打ち合わせから現場のオンエアが終わるまで、全体のディレクションをするのが主な業務です。いかに面白くできるか、それが毎日の勝負。
ゲストとコミュニケーションを取って信頼関係を築き、「この人とならこういう話ができたら楽しいかな」などといろいろ考えたり、楽屋を丁寧に準備して好きそうなお菓子を用意したり、大きな音の出る場面は事前にお伝えして心の準備をしていただいたり等々。いい番組を作るには、そのような視聴者からは見えない部分の積み重ねがいるのだと思っています。
ゲストもスタッフも皆が気持ちよくいられるよう、気配りが大事です。きっと皆さんが思っているよりも、地味な仕事です(笑)

映像としての面白さを見極める目
テレビ局で働くようになってわかったのは、面白さというのは、種類がたくさんあるということです。
例えば台本だと文字面、語りの上での面白さが求められますが、それがイコール映像の面白さというわけではありません。
例えば、家具を紹介するシーンがあったとして、タンスの良さは言葉では伝えられますが、映像だと〝映え〟づらく、それならキャスター付きのイスとか動きのあるものの方がよかったりする。そういうテレビならではの独特の視点が養われます。

すべての作業には意味がある!
今、私は入社2年目ですが、重要な担当コーナーと裁量を持たせてもらっています。STVの職場は、こうしてどんどん経験をさせてもらえるのが魅力。スキルアップするには、やっぱり現場に立つのが最も早いですから。
後輩にはよく「考えろ」と言っています。物事には全部意味があるから、仕事を手順で覚えず、その行動がなんのためにあるのかを考えろと。全てはいい番組を作ることにつながるので、それを掴んでほしいなって思うんですよね。

サボるかやるか。自分との戦いの積み重ね
そういう意味でも、ディレクターに必要なスキルは粘り強さかな。
サボろうと思えばサボれるんです、私たちの仕事って。面白くするにはこれがいる、でもやるのは大変、どうしようかな…ということの繰り返しで。〝ドM〟仕事とでもいいましょうか(笑)。
ディレクターを目指す人は、ぜひそういう芯の強さみたいなものを自分の中に育てていっていただければと思います。

淡々としたたかに「やってやりましたわ」
私は音楽が好きでライブもよく行くので、将来は北海道のエンタメを盛り上げていきたいと考えています。
そのためにまずは面白い番組を作って、長年続けてファンを獲得して、その上でファンをさらに喜ばせるイベントをやる。札幌ドームやエスコンフィールドHOKKAIDOを埋めるようなライブもいいですね。
淡々としたたかに準備して、いつの間にか実現して、「わ~またこいつなんかやったな~」とか周囲の人に言われたい。で、私は私で「やってやりましたわ」って陰で呟くのが夢です(笑)

一日のスケジュール例
- 11:00
- 出社 メールチェック、打合せ準備
- 12:00
- どさんこワイド179 全体打合せ、分科会
(天気予報・お絵かきの流れについて)
- 13:00
- 放送準備、OA各所との調整
- 13:30
- 昼食、先々の放送準備
- 15:30
- リハーサル、生放送
- 19:00
- 特番の企画会議
- 20:00
- 退勤