ゴルフ、野球、スキージャンプの担当です
私の仕事はスポーツ番組の制作ディレクターです。スポーツ中継やニュースに出すスポーツ映像の取材をしています。
STVで放送するスポーツはたくさん種類があるので、部内の制作ディレクター十数人で担当を分けています。私は野球、ゴルフ、スキージャンプの担当です。
大体どのスポーツも、放送時間内にこういう内容を伝えようという設計図みたいなものを作って本番を迎えます。

中継の最中に感極まって泣いてしまうことも
どんなに準備を重ねても、スポーツですので、計画通りにいくことはほぼありません。
ゴルフで選手がバーディを取った時、表情をアップにするのか、大勢の観客が盛り上がる中に選手が立っている引いた(広い)映像にするのか、それはその場で判断し、カメラマンに指示します。
大変そう? いやいや、それが楽しいんですよ! すごく真剣に試合を見ているので、いいプレーが出ると、中継車の中で感極まって泣いてしまうこともあります。そのような時はカメラマンに「ごめん、しゃべれない」と言うのですが、カメラマンはそれだけ熱量のあるシーンだと理解してくれて、泣いている観客を映すなどしてその感動を伝えようとしてくれます。映像にも、ディレクターの個性が現れるものだと感じます。

やりがいの大きいセンターディレクター
ANAオープンゴルフトーナメントは全国放送ということもあり。STVスポーツ部としても、私としても非常に大きな仕事の一つです。
ゴルフ中継は総勢200名以上のスタッフが関わる大仕事なので、数年前に初めてセンターディレクターを経験した時は正に身の引き締まる思いでした。
私の指導役の先輩がセンターディレクター経験者だったので、色々と教えてもらいました。
その先輩がディレクションした過去映像も全部見て、準備に準備を重ねて挑みました。中継が終わった後、先輩が「良かったよ」と握手してくれた時は思わず泣いてしまったのですが、先輩も泣いていました。いえ、皆がすぐ泣くわけではないんですよ。私たち師弟は、泣きのタイプのディレクターなのです(笑)。
チャレンジ枠も作ってみて!
就活では、やりたいことより〝受かりそう〟を優先する考えもあると思うのですが、ぜひ改めて〝やりたい〟も考えてみてください。
世界中のどんな有名企業でも興味があるなら、エントリーシートを出せばいい。倍率なんて気にする必要はありません。どこも受かるか受からないかの2分の1です。
就活っていうイベントをまるっと楽しむのなら、そういうチャンレジ枠があってもいいですよね。「2次まで通ったぜ!」なんて、将来ネタになるかもしれません。

先輩から受け取ったバトンを後輩へ
50年以上続くANAオープンゴルフトーナメントを始め、STVのスポーツ中継の伝統は、先輩たちが力強く作り上げ、研ぎ澄ませてきたものです。私もリレー選手の人一人として、さらに研ぎ澄ませたかたちで次にバトンを渡したい。
まだまだ新しいスポーツの中継が始まる可能性もありますから、スポーツ中継のプロ集団として、様々なことに挑戦しながら末永く続けていきたいです。