「取材してくれてありがとう」と先方から言って頂いた時です。特にここ2年ほどはコロナの影響で様々な制限をしながらの取材でしたが、その中でも取材に応じて下さる皆さんが直面している現実などを伺うと、テレビを通じて少しでもお力になれるように頑張らなくてはという気持ちになります。
そして私は千歳市出身なので、地元北海道でアナウンサーをさせて頂き皆さんと関われるということに嬉しさを感じています。私を育ててくれた北海道に恩返しができるようこれからも頑張っていきます。

大きな達成感を感じた仕事の一つは、東京五輪のマラソンテスト大会でインタビュアーを務めたことです。高校時代に陸上競技部に所属していたこともあり「スポーツに携わりたいです」と就職活動ではずっと伝え続けていました。入社3年目でオリンピック選手に直接お話を伺えたこと、「絶対にいい言葉を引き出すんだ」という思いで沢山の時間をかけて準備したことは一生忘れないと思います。

失敗した仕事は…あげるとキリがありません(笑)先輩方からは「この仕事には正解がないよ」とよく教えて頂きます。毎日が反省の連続で、それをどう次に活かしていけるかが大切だと思っています。